• Home
  • News
  • i-GIP 2020の効果を評価した英語論文が発表されました

i-GIP 2020の効果を評価した英語論文が発表されました

inochi Gakusei Innovators’ Program 2020(通称i-GIP 2020)について、本プログラムが参加者に与えた影響を質的に評価し、国際ジャーナル「Cureus」に発表しました。i-GIP2020のテーマは、「発達障害と、ともに歩める社会をつくる。」。中高生参加者、運営大学生、協力者の3つの立場の方々に対して、本プログラムを通じてどのような発達障害に対する意識/言動の変化があったかを明らかにしました。
その結果、「前は、怖い・変な人と思っていたが、怖いとも思わなくなった」「発達障害の方や少数派の方々に生きやすい社会にしたいという思いができた」といった、発達障害への理解や自分自身の成長、他人に対する寛容さなどの変化が報告されました。
i-GIPは当事者へのインタビューに重点を置いているため、参加者の発達障害に対するスティグマが減少し、プログラムへの積極的な参加が確かな知識の獲得につながり、意識や行動の変化をもたらしたと考えられます。
論文の詳しい内容は、こちらの医療ガバナンス研究所のプレスリリースをご覧ください。
発達障害に関する中高生向け「課題解決型プログラム」は 知識と理解の向上に加え、「多様性への寛容さ」を育む可能性

本研究結果は2024年1月4日に、Cureusに掲載されました。
【英文タイトル】Evaluation of a Problem-Solving Program on Developmental Disorders: A Qualitative Appraisal
【論文のURL】https://www.cureus.com/articles/210293-evaluation-of-a-problem-solving-program-on-developmental-disorders-a-qualitative-appraisal#!/
【著者】村田七海、相良壮馬、東口琳妃、堀千寧、Tan Yi Ning、小寺康博、尾崎章彦

               

ニュース一覧へ