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「inochi Gakusei Innovators’ Program 2021 産後うつシンポジウム」が開催されました。

2021113日、i-GIP徳島で活動する29名の中高生の産後うつ課題解決策発表の場「inochi Gakusei Innovators’ Program 2021 産後うつシンポジウム」が開催されました。

当日は保護者や学校の先生、ママさん団体、企業関係者の約100名が会場に入り5時間に及ぶ発表を楽しみました。

最優秀を飾ったのは徳島市立高等学校の3人組「おやつはおにぎりーズ」のみなさんが考えた、『産前教育ができる人生ゲーム』です。

助産師さんとの対話やパパママ体験で自分達が実際に感じた「赤ちゃんの抱っこの難しさ」から産前教育の大切さを、いかにたくさんの人に、楽しみながら学んでもらうかということで思いついたそうです。

99人のお母さんにアンケートをとり、何が産前産後に必要な情報として求められているのかをリサーチし、また学校や他のチームメンバーとゲームを繰り返すことで面白さを追求しました。

彼女たちは全国のinochi学生交流の場である「inochi WAKAZO Forum」への出場権を得て1121日に大阪で全国に向けてこのアイデアを発表します。

次点の、文理中学校「スマイルマスク」の皆さんは、「ベビーシッターの料金が高い!」という気づきから、お母さんが忙しくなる時間帯(夕方)と中高生の授業が終わる時間帯(夕方)を重ね合わせ、全く新しい学生とお母さんの関係性の構築を目指しました。

他にも中高生が自分達の気づきから今の課題を解決するような素晴らしいアイデアが発表されました。

i-GIP徳島は来年以降は内容を変更して組織を再編成するそうです。これから地域のヘルスケアを担う若者の台頭に期待です。

               

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