

inochi Gakusei Innovators' Program 2025 KANTO
プログラム日程
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中高生が医療・ヘルスケアの
課題解決プランを競う、
次世代アントレプレナー育成を
実現する課外活動プログラム
inochi Gakusei
Innovators' Program
課外活動プログラムであるinochi Gakusei Innovators' Program(i-GIP)とは、約5カ月間にわたって2∼4名から成る中高・高専生のチームが医療・ヘルスケア課題解決のプランを創出・実行し、競い合うプログラムです。 この課外活動プログラムはinochi WAKAZO Projectが運営しており、次世代のアントレプレナーを育成することで、これからの「いのちを守る未来社会」の実現を目指します。
本プログラムは2015年に関西で始まり、地域展開を進めながら課題解決に取り組んできました。11年目となる今年はKANSAI・KANTO・HOKURIKU・SHIKOKU・KYUSHUの5地域で開催されます。
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アントレプレナーを目指して
私たちは、次世代のアントレプレナーとして、チームで課題解決に当たることを大事にしています。
医療・ヘルスケア課題に関心を持って応募し、選考を通過した中高・高専生2〜4名は大学生メンターとともに1つのチームを結成します。諸問題に立ち向かうアントレプレナーに必要不可欠なものとして、他者との関わりを掲げるi-GIPではチーム制を採用しています。 -
実際の声に触れながらの対話
当事者・関係者の方などとの対話を通して、「どのようなことに生きづらさを感じているのか、困っているのか」「どのようなことが求められているか」をお聞きして、様々な医療・ヘルスケア課題を肌感で捉えていきます。
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医療・ヘルスケア課題を深く考えて
当事者や関係者の方々を取り巻く医療・ヘルスケア問題の全体像を把握し、本質的な課題かつ自分のチームが取り組むべき課題は何なのかを考え、設定します。
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開発・提言・対話・研究
開発(アイテムや技術、制度やプランの設計)・政策提言・対話・研究(クエスチョンの試行・検証継続)などの手段を検討しながら、自らが設定した課題を解決するために、プランを創出します。
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計画を立て試行錯誤する課外活動の時間
課外活動の時間アントレプレナーに必要な「失敗から問いを立て、検証するサイクルを繰り返すことで成長する力」を培うことのできる段階です。チームメンバーやステークホルダーをはじめとする他者と対話しながら、創出したプランを実行・検証したり、政策提言への具体的な道筋を探ったりして、課題解決の精度を高めていきます。
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次世代アントレプレナーの誕生
本課題解決プログラムの最後には多数の観客の前で、医療・ヘルスケア課題を解決するプランのプレゼンテーションを行います。プラン実現のため教育プログラムが終了しても活動をサポートする体制が整っています。
inochi Gakusei Innovators' Programの 特徴
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各界トップランナーからの特別講義
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大学生メンターによるフルサポート
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医療・ヘルスケアの知識インタビュー・観察方法の学習
実績
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inochi Gakusei Innovators' Programで培った能力とヘルスケア・イノベーションへの高い志を持って、毎年多数のi-GIP修了生がAO・推薦・一般入試でトップレベルの大学に進学し、日本・世界の医療・ヘルスケアを牽引する人材へと道を歩んでいます。
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アイデア受賞歴
- マイプロジェクトアワード2016文部科学大臣賞
- 京都大学総長賞
- AED功労賞受賞
- 2017年度:最優秀賞・優秀賞
- 2019年度:優秀賞
- 2021年度:優秀賞
- テクノ愛2017グランプリ
- あきたアイデアコンテスト準グランプリ/ナイスアイデア賞
など多数受賞
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修了生の合格実績
- 東京大学理科三類
- 京都大学医学部医学科(推薦・一般)
- 大阪大学医学部医学科
- アメリカスタンフォード大学
- 京都大学医学部人間健康科学科(推薦)
- 慶應義塾大学総合政策学部(推薦)
その他国公立医学部医学科の推薦合格多数
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800名以上の修了生
- 日本含めて7カ国からの参加
- 国内外併せて823名の修了生を輩出
- 参加中高総数102校
- 204の課題解決アイデアの創出
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400以上のメディア掲載
- NHK大阪「かんさい熱視線」
- 毎日放送「情熱大陸」
- 朝日放送「キャスト」
- よみうりテレビ「かんさい情報ネット」など
- 関西テレビ「報道ランナー」
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団体としての受賞歴
- 第19回日本臨床救急医学会総会・学術集会2015優秀演題賞
- 第6回京都学生健康フォーラム最優秀賞
- 2020年金沢大学主催アントレプレナーコンテスト優秀賞/NEDO賞
- 2020年静岡工科大学主催ものづくりことづくりコンテスト最優秀賞(浜松市長賞)
Project
Leader
Message

棚町 友香
私は高校生の時にこの活動に参加し、医療の大切さと同時に無力さを痛感しました。その思いは医学生となった今も消えず、大学で学んでいるだけでは救えない命や守れない健康があると感じ、代表として日々社会を変えるためには何ができるか考えています。
私がそうであったように、この活動が中高生の皆さんにとって将来自分は何をしたいか、社会にどんなことを伝えられるか考えるきっかけの一つとなればと願っています。
糖尿病と聞き、皆さんはどのようなイメージを持っていますか?糖を過剰摂取していることだけが原因ではないのはご存じの通りだと思いますが、その要因は複雑なのです。最新の技術や治療薬によって数年前と比べ格段に良い治療が受けられるようになりましたが、それでもまだこの疾患に関して何かしらの苦しみを抱えている人がいるのは事実です。医学だけでは解決できない課題であるからこそ、まだ知識の浅い若者が取り組む意義があります。
勇気をもって一歩を踏み出すことで社会をより良くするためのアクションを中高生でも起こすことができます。皆さんの貴重な学生生活の中での挑戦を、大学生はじめ団体は全力でサポートしていきます。行動力といのちを救いたいという情熱を大切に、一緒に活動していきましょう!
昭和医科大学医学部医学科
棚町友香
inochi Gakusei Innovators' Program 修了生の声
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おもちゃん
私は元々医療に興味があり、I-GIPで医療について学んでみようと思い参加しました。
私がI-GIPに参加してよかったことは2つあります。1つ目はI-Gipを通して普段の学校生活ではなかなか得られない経験ができたことです。例えば教授たちへヒアリングをしたり、大企業の方々と話したりすることができます。2つ目はプレゼンなど、将来に役立つことを学べたことです。元々プレゼンはすごく苦手でしたが、講師やメンターの指導の元で練習をたくさんして堂々とプレゼンすることができました。
ここでの経験は自分を成長させるきっかけとなりきっと将来に役立つので少しでもi-GIPに興味を持ったらぜひ参加してみてください! -
もぐもぐブロッコリー
私がi-GIPに参加した約6ヶ月は、今までで一番濃い6ヶ月でした!
i-GIPの活動を通して、私はアポイントメントやヒアリングをする際、先方に失礼のないように「場面に合った適切な言葉」を使える力や、チームのみんなの長所短所を補い合う力を養うことができました。
またプレゼン力が格段にUPしましたし、ものの見方が変わりました。何よりi-GIPに参加する中高生と関わる中で、たくさんの刺激を受け、学ぶことができました。
私はi-GIPに何か明確な目的があった訳ではなく、何も考えず飛び込み参戦しました!皆さんも深く考える過ぎることなく、気軽に参加してみませんか?きっと皆さんにとってプラスになるはずです!
プログラム日程
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応募期間
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一次選考
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二次選考に関する説明会
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二次選考期間
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Kick Off Meeting
中高生と大学生が一同に介し、これからの活動に向けて士気を高める日
学生だからこそ学校の学業以外の活動に取り組む意義があることを、実際に活動を起こしている方から学びます。さらに、大学生と中高生が同じ目標に向かって活動できるよう今後の道筋を作ります。
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ダイアベティス(糖尿病)について学ぶ日
専門家の講演を聞きダイアベティス(糖尿病)への理解を深める日
テーマに詳しい専門家の先生からご講演をいただき知識を深めます。また問題と課題の違いや深堀りの方法など課題解決の基本となるデザイン思考について学びます。
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ヒアリング Day
当事者の方や支える方と対話を重ね、困りごとを知る日
当事者と当事者を支える方からのヒアリンクを通じ、医療が発展しているにもかかわらず解決できていない問題は具体的にどのようなものか発見し、課題の深堀りにつなげます。
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Mentoring Day
今までのアイデアを発表し様々な大学生からフィードバックを受ける日
自チーム以外のメンターから課題と解決策に対するフィードバックを受け、様々な視点から今までの活動内容について振り返り今後につなげます。
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WKC Forum(オンライン)
8/24 WKC Forum (オンライン)ー WHO 神戸センター(WKC)と世界の健康問題について考える日
WHO神戸センター(WKC)が主催する本フォーラムに参加して、国際的な視点を養い、幅広い視野で考える力を培っていただきたいと考えています。今年のテーマは「Health for All」です。専門家による講演やグループセッションを通して、「なぜすべての人の健康を守ることが必要なのか」を問い直し、命と向き合いながら、健康を軸に世界が連帯する意義を考えます。誰もが等しく健康を享受できる未来を共に描く、そんな第一歩となる場を目指します。
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Sharing Day
8/31 参加チームで、互いのアイデアと進捗を共有し意見を出しあう日
事前に提出するアイデアシートと当日のプレゼンをもとにGIP OB OGの先輩方から課題と解決策に対するフィードバックを頂き、中間発表に向けてさらに磨きをかけます。
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Pitch Day
9/21 アイデアと実装面の成果を発表し、ブラッシュアップする日
中間発表会として今までの活動の成果をプレゼンし、メンターとフィードバック内容を振り返ります。またこの日は1番を決める教育プログラムではありませんので、様々なチームとの交流を通じ活動の意義を全員で再確認します。
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Presentation Day
10/12 良いプレゼン、社会実装の意義について学ぶ日
最終発表会に向けて聞き手に伝わるプレゼンテーションの方法を専門家から学びます。またGIPの活動の肝である社会実装について、実際に活動を起こしている方からその重要性を学びます。
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inochi KANTO Forum
11/2 関東の最終発表会
約4ケ月間の活動の集大成をプレゼンテーションし、社会を変えたいという熱い思いを一人でも多くの人に届けます。
inochi Gakusei Innovators' Program 2025 参 加 概 要
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私たちは、医療・ヘルスケア課題解決に取り組む課外活動プログラム「i-GIP」に参加する中高生の皆さんを募集します。自分の手で、いのちを守る未来社会の実現に取り組んでみたい学生の皆さんをお待ちしております。
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i-GIPに興味のある保護者の皆様へ
ぜひお子様にもご紹介くださいますと幸いです。
このプログラムは、皆様の暖かい寄付のもとで成り立っております。一口5千円から寄付を募集しております。
ご支援くださる方はこちら
暖かいご支援をご検討いただきますようよろしくお願いいたします。
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i-GIPに興味のある保護者の皆様へ
ぜひお子様にもご紹介くださいますと幸いです。
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私たちは、一緒に医療・ヘルスケア課題解決プロジェクトの運営としてi-GIPに参加してくださる大学生の皆さんを募集しています。
大学生向け説明会
お申込みフォーム -
このプログラムは、皆様の暖かい寄付のもとで成り立っております。一口5千円から寄付を募集しております。
ご支援くださる方はこちら
暖かいご支援をご検討いただきますようよろしくお願いいたします。また、大口の寄付につきましては、別途協賛メニューをご用意しております。お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせフォーム
サポーター
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理事長
澤 芳樹
- 大阪大学 名誉教授
- 大阪警察病院 院長
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理事
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森尾 友宏
- 東京科学大学 理事・副学長
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中村 雅也
- 慶応義塾大学 整形外科学教室 教授
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田中 里佳
- 順天堂大学大学院 医学研究科 再生医学 主任教授
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鈴木 寛
- 東京大学 教授
- 慶応義塾大学 教授
- 社会創発塾 塾長
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高橋 淳
- 京都大学 iPS細胞研究所(CiRA)
- 所長・教授
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宮田 裕章
- 慶応義塾大学 医学部
- 医療政策・管理学教室 教授
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池野 文昭
- Program Director(US)
- Stanford Biodesign Adivisory Director
- Japan Biodesign
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福本 勝彦
- 株式会社 ブルーオーシャン
- 代表取締役
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寺本 将行
- 大阪大学 医学部医学科卒 医師
- 公衆衛生学 修士(MPA)
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主催


inochi WAKAZO Project×inochi未来プロジェクト
東大・京大・慶大・阪大を中心として「若者の力でヘルスケアの課題を解決する」という目的の下活動する“inochi WAKAZO Project”と、みんなでinochiの大切さと未来について考え行動する“inochi未来プロジェクト”との協同プロジェクトです。

inochi WAKAZO Projectとは
「若者の力でヘルスケアの課題を解決する」をミッションとする、東大・京大・慶大・阪大の医学生を中心とした次世代イノベーター集団。当事者の課題を徹底的に追究した真にinnovativeな課題解決プランの創出、次世代の日本・世界のヘルスケアを切り開く人材の育成。この2つを通して、市民と医療者の境界を越えて「ヘルスケア」が広がる未来社会を若者から実現します。
ご支援くださる方はこちら
一般社団法人inochi未来プロジェクトとは
みんなでinochiの大切さと未来について考え、行動するプロジェクト。医療者・企業・行政そして市民と患者も。関西・日本が、みんなでささえあいながら、健康で長生きできる街・国になることをめざします。2014年6月にinochi未来プロジェクト実行委員会を立ち上げ、今後、関西発の健康・医療イノベーションを加速させるべく2015年11月に一般社団法人inochi未来プロジェクトへと発展いたしました。一般社団法人inochi未来プロジェクトは、大阪大学大学院医学系研究科特任教授澤芳樹を理事長として、他8人の理事によって構成されています。
inochi未来プロジェクトの活動