i-GIP KANTO Forum 2022
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ABSTRUCT概要

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イベント名
i-GIP KANTO Forum 2022
「心不全パンデミックを前に、未来社会の生に向き合う」
日時
2022年10月30日(日)11:00開始、19:00終了予定
基調講演 11:10~11:40予定
中高生プレゼンテーション 11:50~17:45予定
会場
東京大学駒場キャンパスよりオンライン配信(Zoom Webinar)
登壇者
石井剛 
東京大学大学院総合文化研究科教授、東京大学東アジア藝文書院副院長
宮本恵宏 
国立循環器病研究センター オープンイノベーションセンター長
綱谷英介 
東京大学大学院医学系研究科 重症心不全治療開発講座 特任准教授
古澤美弥子 
Coral Capital Senior Associate
中村 多伽 
株式会社taliki代表取締役CEO / talikiファンド代表パートナー
​​髙橋 遼平 
経済産業省商務・サービスG ヘルスケア産業課医療・福祉機器産業室総括係長
参加費
無料
参加登録締め切り
10月29日(土)23:59

ABOUTi-GIP KANTO Forum 2022とは

中高生がヘルスケア課題解決プランを競うプログラム「i-GIP」
今年度テーマ:心不全パンデミック

inochi Gakusei Innovators’ Program(i-GIP)とは、中高生2~4人と大学生メンターから成るチームで
4ヶ月間ヘルスケア課題解決に挑むプロジェクトです。
今年は「心不全パンデミック」をテーマに、関東地域では20ものチームが活動しています。
超高齢社会にある日本において、非医療者である若者はいかにして市民生活の中で「いのち」
を守っていくことができるのだろうか。その難問に、答えを出そうとして
日々もがいています。
技術革新が進み、健康寿命は年々延伸され、近年では不老不死の実現に向けた動きすら行われるようになりました。
その一方で、生きづらさが漏れることも、安楽死/尊厳死の議論も、多くなっています。
生や、それと不可分な死について正面から向き合って歩みを進めることは、人類の未来を指し示す方位磁石といえます。
歴史を振り返って生をアカデミックに見つめる基調講演から、中高生による
「今救われていないいのちを守る」ためのプレゼンテーションまで、ひと繋ぎのプログラムで紡がれる1日を、共に過ごし、
そして語り合いませんか。

TIME TABLEタイムテーブル

11:00-11:10
オープニング
11:10-11:40
基調講演
11:40-11:50
プレゼンルール・概要説明
11:50-13:35
プレゼン①(7チーム)
13:35-14:20
休憩
14:20-16:05
プレゼン②(7チーム)
16:05-16:15
休憩
16:15-17:45
プレゼン③
17:45-18:30
TBA
18:30-18:45
結果発表・表彰式
18:45-19:00
クロージング

2022年のテーマ

心不全パンデミックを前に、君はどうする?

BACKGROUND背景

心不全パンデミックとは
現在、日本に限らず世界中で心不全患者が増加しています。 『心不全とは、心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気です』*1。

国内には、およそ100万人から150万人程度の患者がいると予測されています*2。さらに、全国の循環器科・心臓血管外科に心不全として入院した患者数は、2013年の約21.3万人*3から2020年には約26.6万人*4と、5万人増の1.25倍になっています。 この増加には、退院率の悪さや医療アクセスの向上などがあるかもしれません。しかし我々、inochi WAKAZO Projectは、これらを包含しても、この増加はかなり大きいものだと考えています。 この心不全の患者数の増加を、「心不全パンデミック」と、言います。

加えて、心不全による死亡数では、2000年に4.6万人*5から20年の8.4万人*6と、こちらも4万人増で2倍と大きく増加しています。こちらの増加も、我々、inochi WAKAZO Projectは大きいものだと考えています。 更に、この問題は日本に限らず、世界的にみても、罹患者数や入院者数の増加など、多数の報告があります*7。

この心不全パンデミックの背景には、第一に高齢化の進展*8があります。また、これまでの死因であった(がん等の)疾患の死亡率が改善され、最終的に心不全になることが増えたこと*9もあります。 最後に、心不全は再発率が高い疾患です。実際、一度心不全で入院し治療を受けたとしても、そうでない人に比べて急性増悪(症状が急激に悪化すること)が起こる可能性は高いです。

私たちにできること
国内では昨今、複数の新薬が承認され、日本循環器学会による心不全療養指導士制度の運用など、心不全に対応した様々な動きがあります。
若者から、そして私たちinochi WAKAZO Projectからできる介入は、これらの4点だと考えています。

・心不全の早期発見と早期予防
(自覚症状のない(少ない)患者の医療アクセスや疾患管理状況の改善を目指します)
・心不全患者による身体状況の把握
(心不全悪化の兆候に気づけるよう、患者の身体状況の継続的なモニタリングを目指します。)
・心不全患者による服薬状況の改善
(再入院の主な要因の一つである怠薬を防ぐべく、服薬アドヒアランスの向上を目指します)
・心不全患者による適切な運動の実施
(患者の運動耐容能や予後を改善すべく、患者が適切な運動を実施できる状況を目指します。)

この4つを軸として、心不全パンデミックに若者から立ち向かいます。


*1:日本循環器学会・日本心不全学会合同ガイドライン.急性・慢性心不全診療ガイドライン(2017年改訂版).p10.
*2:Okura Y, et. al., Circ J 2008;72:489–491では、2030年に130万人に達すると予測されております。しかし、論文でも指摘されるように、高い精度での推定ではありません。
次に、厚生労働省.2017年3月10日 第2回心血管疾患に係るワーキンググループ 議事録【online】https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000159822.html (最終閲覧2022年5月15日)では、先ほどの論文等を引用して、『(日本の)患者数は100万人単位だ』との記載があります。よって、100万人から150万人程度であると記述しています。
*3:一般社団法人日本循環器学会 循環器疾患診療実態調査.循環器疾患診療実態調査報告書(2016 年度実施・公表).2016年12月2日.【online】https://www.j-circ.or.jp/jittai_chosa/media/jittai_chosa2015web.pdf (最終閲覧2022年5月15日)
*4:一般社団法人日本循環器学会 循環器疾患診療実態調査.2021年度循環器疾患診療実態調査報告書.2021年11月15日.【online】https://www.j-circ.or.jp/jittai_chosa/media/jittai_chosa2020web_1.pdf (最終閲覧2022年5月15日)
*5:厚生労働省平成12年人口動態統計(確定数)の概況.第5表 死因簡単分類別にみた性別死亡数・死亡率(人口10万人対)【online】https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei00/hyo5.html (最終閲覧2022年5月15日)
*6:厚生労働省令和2年(2020)人口動態統計(確定数)の概況.第7表死因簡単分類別にみた性別死亡数・死亡率(人口10万人対)【online】 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/kakutei20/dl/11_h7.pdf (最終閲覧2022年5月15日)
*7:例えば、Vijayaraghavan G, Sivasankaran S. Tropical endomyocardial fibrosis in India: a vanishing disease! Indian J Med Res 2012;136:729–38.
Bleumink GS, et al. The Rotterdam Study. Eur Heart J. 2004;25(18):1614-9. など多数の報告があります.
*8:例えば、Okura Y, et. al., Circ J 2008;72:489–491
*9:例えば、清野 精彦, 心臓, 2014, 46 巻, 3 号, p. 322-329

GREETINGご挨拶

はじめまして。i-GIP KANTO 代表の、島 碧斗と申します。
東京大学文科一類に通う、文系の大学生です。
僕は医学生ではありません。将来医者になることは、恐らくないと思います。
それでも、人のいのちを救いたいと、心の底から思っています。医療者でない若者でも、いや、「医療者ではないからこそ」救えるいのちがあると、信じて活動しています。
健康であることは、誰もが考えるべきことだと、僕は思っています。誰にとっても自分ごとで、医療者だけが考えていればいいことではないんです。
僕がこう思うようになったのは、高校1年生だった2018年に、このi-GIPに参加したことでした。それまであまりにも社会のこと、医療のこと、健康のことを知らなかった僕は、生死を彷徨った経験のある人や遺族に接し、それまで遠いものだった死という事象が眼前に立ち現れてきて、愕然としたのを覚えています。
同時に、若者でも人々の健康を守るアイデアを考え出し、実際に社会に実装できるんだ、人のいのちを救うことができるんだということも知りました。
「心不全」で苦しむ人を救うために、医者でなくてもできることは、たくさんあります。
大学生と二人三脚で健康について考え抜き、「市民が市民の健康を守る社会」を、共に創っていきましょう!

東京大学文科一類2年
島碧斗

NEWS新着記事

ADVISORアドバイザー

志水秀行

慶応義塾大学医学部
外科学(心臓血管)教授

小野稔

東京大学大学院医学系研究科
心臓外科学教授

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東大・京大・慶大・阪大を中心として「若者の力でヘルスケアの課題を解決する」という目的の下活動する
“inochi WAKAZO Project”と、みんなでinochiの大切さと未来について考え行動する
“inochi未来プロジェクト”との協同プロジェクトです。

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「若者の力でヘルスケアの課題を解決する」をミッションとする、東大・京大・慶大・阪大の医学生を中心とした
次世代イノベーター集団。当事者の課題を徹底的に追究した真にinnovativeな課題解決プランの
創出、次世代の日本・世界のヘルスケアを切り開く人材の育成。この2つを通して、市民と医療者の
境界を越えて「ヘルスケア」が広がる未来社会を若者から実現します。

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一般社団法人inochi未来プロジェクトとは

みんなでinochiの大切さと未来について考え、行動するプロジェクト。
医療者・企業・行政そして市民と患者も。関西・日本が、みんなでささえあいながら、
健康で長生きできる街・国になることをめざします。
2014年6月にinochi未来プロジェクト実行委員会を立ち上げ、今後、関西発の健康・医療イノベーションを
加速させるべく2015年11月に一般社団法人inochi未来プロジェクトへと発展いたしました。

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