inochi Gakusei Innovators’ Program 2021 KANAZAWA

「私たちのチカラで心臓突然死から
未来のイノチを救い出せ」

i-GIP KANAZAWA 2021

新型コロナウイルス感染症に対するinochi学生プロジェクトの対応について

昨今の新型コロナウイルス感染症に伴う社会情勢の変化及び政府の対応を鑑み、弊団体では2020年度の活動について、以下の方針で行うことを決定いたしました。

inochi Gakusei Innovators' Program KANSAI / KANTO / KANAZAWAのプログラム開始を、すべて7月からといたします。 従来は6月からの開始でしたが、感染症の流行を受け、応募締め切り・面接期間・プログラム開始日を延期いたします。 youtubeなどによるオンラインコンテンツの配信も計画中です。 この情報は令和2年4月1日のものであり、今後の情勢によっては変更の可能性もございます。

ABOUT

inochi Gakusei Innovators' Programとは

i-GIPはinochi WAKAZO Project の
大学生が『若者の力でいのちを守る社会を創る』をモットーに掲げ、運営する実践型課題解決プログラムです。

i-GIPでは2~4人から成る中高・高専生のチームと大学生メンターが5ヶ月もの間、ヘルスケアの課題解決に挑み、解決策を創出し、社会への実装を目指して、多くの方のサポートの中で成長するプログラムです。
本プログラムは関西で2015年より始まり、2019年は関東に進出、金沢では2020年よりスタートしました。
今年度(2021年度)からは徳島でも同様のプロジェクトを行います。

THEME

テーマ紹介

今年取り組むテーマ

現状

現状

「5人に4人」
心肺停止状態で救急搬送された方のうち亡くなる方の割合です。
救急車を呼ぶとき、人はその人が助かることを切に願うことでしょう。しかし、心肺停止状態で救急搬送された方の8割の方は帰らぬ人になっているというのは悲しく恐ろしい状況です。

心臓突然死はいつ誰にでも起きる可能性があります。

令和元年度の日本人の死因第2位、第4位は心疾患と脳血管疾患です。
これらは心肺停止を引き起こしうる疾患であり、心臓突然死の原因になり得る疾患です。

このような疾患は医師や看護師のような医療者にしか対処ができないのでしょうか?
5人に4人は亡くなるという数字は変えられないのでしょうか?

心臓や脳の関わる病気や心肺停止状態のような危機的な状況下では、私たち市民には何もできないと思われる方も多くいらっしゃると思います。しかし、実は、心肺停止状態の方が助かるために最も必要なことは「院前一次救命処置:市民による心臓マッサージやAEDの使用といった救命処置」が最も必要です。
現状では心肺停止状態で救急搬送された方の2割弱にしか市民による院前一次救命処置はなされていません。
私たちの住む「石川・金沢」には東京や大阪のような大都市圏の約2倍ものAEDが設置されています。
しかし、使用率や心肺停止予後率(心肺停止状態で救急搬送された方の生存率)には大差がありません。

私たちは、この現状を変えたいのです!

AEDが多くあるのであれば、それだけ多くの人の命を救える可能性が高いです。だからこそ私たちは挑戦します、金沢を全国に先駆けて救命都市にするために。
古より北陸の人々の命を守り続けてきた北陸の医の鎮守「金沢」
大学をはじめ、多くの学術機関のある学都「金沢」
高校生の柔軟な発想と金沢のもつ豊富な資源を融合し、 これまでにない革新的な解決策を創出します。

GREETING

代表よりご挨拶

「5人に4人」
心肺停止状態で救急搬送された方のうち亡くなる方の割合です。
救急車を呼ぶとき、人はその人が助かることを切に願うことでしょう。
しかし、心肺停止状態で救急搬送された方の8割の方は亡くなるというのは、悲しく恐ろしい現実です。
心肺停止状態のような危機的な状況下では、私たち市民は何もできないと思われる方もいらっしゃると思いますが、実際には、心肺停止状態の方が助かるために最も必要なことは「院前一次救命処置:市民による心臓マッサージやAEDの使用といった救命処置」です。事実、院前一次救命処置実施の有無により予後率は約10%も異なります。
私たちの住む「石川・金沢」には東京や大阪のような大都市圏の約2倍ものAEDが設置されているにもかかわらず、心肺停止予後率(心肺停止状態で救急搬送された方の生存率)には大差がありません。
このままでいいのでしょうか?
救える可能性のあるイノチを救えない現状をあなたは見過ごせますか?
AEDが多くあるのであれば、それだけ多くの人の命を救える可能性が高いです。
だからこそ私たちは挑戦します、金沢を全国に先駆けて救命都市にするために・・・

inochi Gakusei Innovators’ Program 2021 KANAZAWA 代表
金沢大学医薬保健学域医学類2年 橋本晃貴

SUPPORTER

サポーター

アドバイザー

岡島正樹

金沢大学附属病院救急部 部長

石見拓

京都大学 環境安全保健機構 健康管理部門/附属健康科学センター(予防医療学分野)

And More!

運営大学生

運営大学生

代表

橋本晃貴

金沢大学医薬保健学域医学類2年

小堀拓磨(副代表)

金沢大学人間社会学域国際学類米英コース4年

長尾薫

公立小松大学保健医療学部看護学科4年

笹嶋友里

金沢大学人間社会学域国際学類ヨーロッパコース4年

細坪瑞貴

公立小松大学保健医療学部看護学科1年

辻このり

北陸大学 医療保健学部医療技術学科1年

佐藤みちる

金沢大学人間社会学域人文学類心理コース4年

山地夏鈴

金沢大学医薬保健学域保健学類検査技術科学専攻 2年

矢崎雄也

金沢大学医薬保健学域医学類1年

石崎明珠

金沢大学医薬保健学域医学類1年

桐山朋子

金沢大学人間社会学域国際学類1年

遠藤真穂

金沢大学新学術創成研究科融合科学共同専攻M2

大藪樹生

金沢大学医薬保健学域医学類1年

谷口千尋

金沢大学医薬保健学域医学類1年

南茜里

金沢大学医薬保健学域保健学類看護学専攻1年

川上真維

北陸大学国際コミュニケーション学部心理社会学科1年

山田峻矢

金沢大学総合教育部理系1年

定免泰誠

金沢大学総合教育部理系1年

中村温雅

金沢大学融合学域先導学類1年

小川太陽

金沢大学医薬保健学域薬学類1年

岡本岳人

金沢大学融合学域先導学類1年

浜谷真帆

金沢大学人間社会学域法学類1年

棚元彩乃

北陸大学薬学部薬学科1年

鈴木志温

北陸大学薬学部薬学科1年

中山海緒

金沢大学医薬保健学域医学類1年

吉田愛

福井大学医学部医学科1年

金谷亮徳

金沢大学医薬保健学域医学類1年

SCHEDULE

プログラム予定

下記のスケジュールはあくまで予定であり、弊団体の都合上、または新型コロナウイルスの情勢によって変更となる可能性があります。

7/11

キックオフ

7/18

デザインシンキングDay

7/25

現場見学Day

8/8

プロトタイピングDay

8/21

プレゼンテーションDay

9/5

中間発表&リスタートDay

9/19

メンタリングDay

10/10

ピッチDay

10/17

希望チームによるプレゼン練習会

11/7

金沢inochi 学生 フォーラム

11/21

inochi万博フォーラム

夏休み企画
最先端Day
世界をリードする最先端の研究を行う研究施設の見学会を予定しています。

FAQ

よくある質問

Q

参加するために費用はかかりますか?

A

いいえ。参加応募に際して原則、費用は必要ありません。面接、教育プログラム、inochi学生・未来フォーラムなどに参加する際の交通費は一定条件のもと、弊団体で負担させていただきます。

Q

上記プログラムはどこで開催されますか?

A

主に金沢大学などの大学施設で開催する予定です。詳細な開催場所につきましてはプログラム参加者の皆様に改めてご連絡いたします。

Q

前提知識がないと参加できないのですか?

A

いいえ。専門知識は一切必要ありません。学びたいという意欲があり、真剣に取り組んでいただける方であればどなたでもご参加いただけます。

Q

全日程に参加できなければ応募できませんか?

A

そのようなことはありませんが、活動の特性上、原則全日程に参加していただくのが望ましいです。欠席の場合は事前連絡により欠席可能としております。

Q

一人でも参加できますか?

A

inochi Gakusei Innovators’ Programでは、課題解決を高いリーダーシップと1人1人の力を発揮したチームプレーによって行うことを推奨しております。全ての生徒・学生は2〜4名のチームでの応募とさせていただきます。

Q

上記日程以外の時間を割いて活動することはありますか?

A

プログラムとしてそういった活動を設定することはございません。ただし例年大学生との密なメンタリング・会議などを行うチームがほとんどなので、自主的に集まったりオンラインでのzoom等を用いた会議を行う場合が多くなっています。

Q

違う学校・学年の子とチームを組んでも良いですか?

A

はい。実際、例年そのようなチームが数チーム存在します。昨年度は3つの高校の高校生で結成されたチームが存在いたしました。

VOICE

修了生の声

昨年度優勝チーム・審査員特別賞受賞チームの高校生からのメッセージを紹介します。

昨年度優勝チーム「ROPE兼六」

inochiを修了して感じたことは、ここでの活動は全ての事象に応用できるということです。実際、医療に関係なく、様々な場面で経験が活きていると感じます。また、課題解決のプロセスを根本から学べるので、自分の視野が広がり、人間性もより深いものになりました。
inochiのメンバーとして活動する半年間は、今までになく濃い時間になります。修了時の自分の姿を想像しながら、主体的に学びを吸収していって下さい!

多くの大学生との関わりやや職種の方からお話を聞いていく上でこれからの人生のあり方や考え方が変わったと自分自身で感じています。実際に、活動前からずっと決めていた将来の夢が変わりました。「こんな世界もあるんだ」と私に教えてくれた本当にいい機会だったと思います。
イノチの活動をしていく上で沢山の課題や困難にぶつかると思いますが、これからの人生を歩む上でそんなことは沢山あると思います。イノチの活動によって自分の人生をより密度の濃いものにできるように1つの課題解決に向かって仲間と共に頑張ってください!

初め、私がこのプロジェクトに参加しようと決めたのは医療の道に進みたいと考えていたからでした。しかし、このプロジェクトを通して、医療だけでなく様々な分野に触れることが出来、もう一度広い視野をもって考えてみようと思いました。
また、意見を言うことが苦手だった私でも最後には褒められるほどに成長できたので、ぜひためらわずに参加してほしいと思います。応援しています。

昨年inochiに参加して、始めは私にこんなに難しいことが出来るのかと心配でしたが、inochiはチームだから沢山助け合い1つのものに向かってみんなで頑張るので楽しかったです。
学んだことは人の話をよく聞きその意見を尊重したうえで自分の意見もしっかり伝えることが大切だということ。普段のコミュニケーションでも大切だと思いました。
沢山挫折することがあると思いますが最後の最後まで絶対に諦めないで下さい。

昨年度審査員特別賞獲得チーム「蜻蛉たちの理想郷」(かちむしたちのアルカディア)

イノチに参加していた期間は本当に楽しかったです!イノチに参加したからこそ出会えた人たちや、体験できたことなどが多かったです。他の高校生はもちろん、大学生メンターや、さまざまな大学の先生方、専門家の方など、この機会だからこその出会いがたくさんありました。その中で、自分と考え方の違う人や、未知の知識を持っている人、とても行動力がある人など、自分に刺激と学びをくれる人に出会いました。私は、イノチで得た経験を生かして、イノベーションでより良い社会を作るような大人になりたいと考えるようになりました。これから参加する皆さんには、イノチに参加している期間を丸ごと楽しみ尽くしてほしいと思います。

私がinochiに参加して得たことは、アイデアの発想方法です。ある問題点を解決しようとする時、そこにはいくつかのステップがあります。問題を解決するアイデアはゼロからのひらめきではなく、ステップを踏むことで得られるものであるということを学びました。
思考力がとても身につくプロジェクトなので、楽しく柔軟に考えてチャレンジしてください!

私はこの活動を通して、たくさんの人との繋がりを得ました。普段学校で勉強をしているだけでは、関わることが出来なかったであろう人たちの話は自分の知らなかったことばかりで自分の知識の広がりを感じ、楽しかったです。
今後、この活動に参加する人たちにも自分とは違う視点を持つ人との関わりを大切にして欲しいです。

アイデアの出し方や煮詰め方、チームでの動き方などが身をもって学べて、すごくよい経験になりました。インタビューしたりチームで夜遅くまで発表原稿を推敲したり、大変な面ももちろんあるけれどそれ以上に楽しかったです。
気負わず楽しんで頑張ってください!

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ORGANIZER

主催

inochi WAKAZO Project×inochi未来プロジェクト

inochi WAKAZO Projectとは
「若者の力でヘルスケアの課題を解決する」をミッションとする、東大・京大・慶大・阪大・金沢大学の大学生を中心とした次世代イノベーター集団。当事者の課題を徹底的に追究した真にinoovativeな課題解決プランの創出、次世代の日本・世界のヘルスケアを切り開く人材の育成。この2つを通して、市民と医療者の境界を越えて「ヘルスケア」が広がる未来社会を若者から実現します。

https://inochi-wakazo.org/

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